みだれ酒 [解散しないのに総選挙があった]

みだれ酒 74 ・[解散しないのに総選挙があった]

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雨。関東梅雨入り。 (6/9)
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曇り。異常に蒸し暑い日。暇なので本屋に出かける。目に付いたのは「犬神博士」(夢野久作著/角川文庫) 「貧乏サラヴァン」(森 茉莉著/ちくま文庫) 「狂人日記」(色川武大著/講談社文芸文庫) 「共同幻想論」(吉本隆明著/角川文庫) 購入したのは「丘」(ジャン・ジオノ作/岩波文庫)のみ。未知の作家である。別に理由はない。素晴らしく爽快な風景の写真が表紙に使ってあったからである。装丁も案外と大事である。 (6/10)
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曇り。 (6/11)
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曇り。朝から冷え込む。半袖のシャツで出かけるが、風邪をひいてはつまらないので、途中で戻って長袖に着替える。ここ数日、判断に迷う件があったが、結局迷っているようではうまく行く見込みなしと決めて止めてしまった。もう考えてから実行する段階は過ぎていると感じる。動物的直感を働かすべきだと思う。服を選ぶとき、あれこれと試着して、やっぱり最後は初めによいと思ったものになるのと同じだ。理屈は古い、直感、直感、直感をフルに働かすべきだ。 (6/12)
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晴れ。AKB48総選挙について。「今回の投票総数は昨年より約25万票増え、138万4122票。トップの大島優子さん(23)の10万8837票は、昨年の衆院愛知六区補選の当選票数より多い」(12日/毎日新聞夕刊) たかがアイドルの人気投票と莫迦にしてられない数である。CD一枚購入につき、投票権一枚が付いてくるという。人気投票と言わずに「総選挙」としたところが上手い。熱くなる。自分でアイドルを育てたいというファン心理に阿ったやり方だ。 (6/13)
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晴れ。 (6/14)
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曇り。高橋克也容疑者逮捕。まだ先は長い。しかしこの事件も高橋容疑者の逮捕で区切りが付いた。/6才未満、初の脳死判定、家族同意で臓器提供へ。「15才未満からの脳死臓器提供は、10年7月17日に全面施行された改正臓器移植法で可能になり、昨年4月の10代前半の男子に続き2例目。判定基準がより厳しく6才未満の脳死判定は国内初」(毎日新聞朝刊) 新聞は15未満脳死者の臓器提供が一歩前進したことで、提供者の両親を賞賛しているが、脳死の場合臓器提供が社会通念上当たり前になるのはよいことでない。宗教その他の理由で拒否する場合もまた賞賛されるべきである。ケース・バイ・ケースによって判断するべきもので、本来賞賛したり推奨したりする性質のものでない。喜ぶのは医学者と提供を受ける側だけである。症例が増えれば医学者は学術的資料を得られるし、提供を受ける側は言うまでもいない。ところで医師は臓器提供の意思があるのだろうか ? 賞賛する以上、率先してモルモットになってもらいたいものだ。私は以前臓器提供カードを持っていたが、破損を機会に莫迦々々しく思うようになり止めた。私は非人情に徹することにした。知らない人に臓器提供するのはつまらない。加えて他人の運命に関与したくない気持ちもある。私は臓器提供に反対だ。安っぽいヒューマニズムなんぞ溝に捨てるべきだと思う。死者は玩具でない。 (6/15)
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雨。関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働決定。野田氏は珍しく首相の判断をする。夏場のピーク時に停電したら一大事である。電力の安定供給のために、政府としては当然の選択である。しかし火力発電の増設を怠った政府にも責任はある。「何も考えない、何もしたくない」内閣であるから責めるだけ無駄ではあるが。おそらく大飯原発を契機として、なし崩し的に原発は稼働することになるだろう。自民党が与党であっても同じ判断をしたことだろう。/臓器提供に反対なのは昨日書いた通り。但し親族、知人に限ってはお互いの同意があればよいと思う。嫌なのは知らない人から知らない人への提供である。提供者(あるいはその遺族)は正義を開顕したつもりであろうが、あとになってお礼の一言もないのだから、莫迦々々しく思うようになるだろう。受けたほうも有り難く思うのは初めのうちだけで、数年も経てば提供者のことなど頭からきれいさっぱりなくなるだろう。私はどこまでも非人情で行くつもりだ。 (6/16)
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曇り。「丘」(ジャン・ジオノ作)読了。山間の集落で老人のたわ言と天変地異が結び付けられる物語り。老人に恐れをなした村人はついに老人を殺害することに……。自然と詩情をふんだんに盛り込んでいる。/テンプレートの様式を変えてみる。少し色が付いてにぎやかになった。テンプレートも飽きたので変えたいが思うようなのがない。もうブログの時代は終わりだ。だから細々とやって行こうと思う。 (6/17)
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曇り。 (6/18)
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雨。台風接近中。 (6/19)
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晴れ。午前2時頃迄暴風雨、3時ぴったりに止まる。今日は台風一過で触るものがみなベトベトした嫌な感じの日。被災地で新人研修が増えているという。研修をしたからと言って、その人間の性情が変わるものではないがボランティアということでならよいだろう。しかし嫌々ながらは邪魔になるだけだから、研修の前に人事部はよく言い含めておく必要がある。東電の社員は率先して活動するべきなのに、東京に引っ込んでいるからいけない。罵倒を恐れる気持ちはわかる。それでも行動するべきだ。 (6/20)
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曇り。新聞で牧野富太郎生誕150年記念出版の宣伝を見る。牧野富太郎の植物学者としての業績は知らない。世間では小学校中退で東大講師になった立身出世の人物として紹介されることが多い。一言で言えば、彼は偉大なるオタクである。学者はすべてオタクだ。オタクが職業に直結しているのは人生における幸福の一つである。
夜、カセットブック「学生との対話」(於・早稲田大学/三島由紀夫)を久しぶりに聞く。千人の学生を前にいやらしい質問を、あざやかに切り捨てる三島の弁舌に感心するばかり。一瞬でも言葉が詰まったら命取りだ。三島の「行動学入門」の帯宣伝文に「いたずらに弁舌だけが横行する現代を斬る」とある。なるほど、だから自分で自分を斬ってしまったのか ?  (6/21)
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曇り。 (6/22)
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曇り。沖縄慰霊の日。「轟の家」(糸満市)に移動したYさん(女性)は、壕の入り口で鉄かぶと姿の島田沖縄知事に出会った。以下毎日新聞(夕刊)より。「『絶対軍と行動を共にするんじゃないぞ。最後は手を上げて出るんだぞ』。知事は山里さんの肩をたたいて出て行った。国のために命をささげるつもりだった。『今になって捕虜になれと言うのですか』。悔しくてたまらなかった。だが、その後、壕に逃げ込んできた日本兵が泣きわめく子供を銃で射殺したのを目撃し変わった。『友軍なんてこんなものか、絶対に生きてやろうと思いました』。知事の言葉通り、投降して生きた。(以下略)」 Yさんにも子供を射殺した兵にも批判がましいことはない。すべて生きるために仕方がなかったのだ。
一般住民の犠牲者は推計9万4000人。日本軍が本土防衛の時間稼ぎのため、多くの住民が巻き込まれ犠牲になった。日本軍の判断は現代の視点からは残酷極まりないものであるが、当時はこうするより他はなかったのだろう。沖縄の犠牲者は日本軍によって殺されたとする考えは誤りだ。確かに日本軍の判断は誤りであった。しかし殺害したのは米軍である。彼らは明らかに住民を殺害する意図があった。沖縄戦で米軍を批判する人は少ない。安保条約を顧慮した思考は莫迦々々しい。広島も長崎も東京大空襲もみな日本軍のせいになっている。もう漫才は飽きた。
(6/23)
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曇り。日記(みだれ酒)を書く意欲のない日は天候だけである。一日になにも思うところがないというのはウソであるが、書かずにいられない日のほうが、最近は恐く思う。暑さも一休みだ。 (6/24)
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曇り。 (6/25)
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晴れ。なぜか失敗の連続。何かやると裏目に出るのは困った。しかしとにかく体を動かさずにはいられない日が続く。解決の糸口を何とかして探さなければ……。夏になる前に……。 (6/26)
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晴れ。 (6/27)
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曇り。去年の今日、九州が梅雨明け、関東も猛暑と書いている。今年は梅雨が遅れているようだ。昨日伊藤エミさん死去。私は生でピーナッツを知っている最後の世代だろう。彼女らの歌謡曲は嫌いだが、あちらのカヴァー曲はすばらしいと思う。しかし本業より身近なのは「モスラ」の小美人であった。どちらが姉で、どちらが妹か区別できない。
(6/28)
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曇り。朝鮮総連ビル競売決定。向こうさんは話し合いで解決したい意向であるが、話し合いは嫌いじゃなかったけ ? しかしすんなり強制執行に従うだろうか、死人が出るかもしれない。 (6/29)
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晴れ。光が眩しく感じる。白内障 ? それとも老眼が進行したのだろうか。最近は体調のちょっとした異変に神経質である。/ 石原都知事は尖閣購入の意義を米国で宣伝するという。本来は野田首相が音頭を取るべきだが、一首長にやられては面目丸潰れだ。しかし鈍感だから、何にも感じないかもしれない。石原氏は来年、国政に進出するのではないのか ? (6/30)
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毒を持って毒を制す。「そこらじゅうにカジノがあってもいい」(石原都知事) パチンコは賭博じゃないか。事実上、現金交換をやっているのだからね。あの韓国でさへ止めたのだ。法律で禁止すれば済む話じゃないか。総連ビルも競売されることだし、北朝鮮の資金源は根絶やしにするべきだ。パチンコは日本の恥辱である。 (7/1)


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