みだれ酒 [運転手は迷走、乗客はそっぽを向いていた]

みだれ酒 82 ・[運転手は迷走、乗客はそっぽを向いていた]


晴れ。田中真紀子氏、文部科相で野田第三次改造内閣に入閣。小泉内閣で外相経験はあるものの、我の強さが祟って失敗した。田中氏の場合は、外野でワイワイやるのは得意だが、守備はまことにお粗末である。一言で言えば人の使い方が下手に尽きる。今回は残務処理内閣だから、大人しくしているかもしれない。風向きは変わった。田中氏も過去の人になりつつある。 (10/2)
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曇り。朝から冷え込む。日本維新の会、橋下氏と現職国会議員の間で不許和音生じる。現職国会議員を受け入れるのがいけない。皆、橋下ブランドが欲しいだけなのだ。橋下氏の手足になって一働きしようと思ってる人はいないだろう。就職のための我欲に過ぎないのだ。維新八策ではTPP参加を謳ってるのが問題だ。日本経済はアメリカの食い物にされるだろう。道州制も問題は山積みだが、こちらは短兵急に行くものでない。地方分権で、地方の経済は破綻し地方債の乱発になるだろう。はたして地方債の引き受け手があるだろうか。関東、京阪神だけが生き残るだろう。日本は国土が狭いのだから、中央集権的であるほうが、国全体としての力は出る。橋下氏の道州制では地方公務員に民間並みの経営の考えが要求されるが、解雇なしでのほほんとした職場に首まで浸かってる人に、緊張感を持って仕事に当たれるかが問題である。日本維新の会の改革は不明の点が少なからずある。次の選挙ではかなりの議席を獲得することになると思う。第二の民主党にならなければよいと思うが心配だ。橋下氏の大阪都構想の成果を見てから判断したい。 (10/3)
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晴れ。 (10/4)
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晴れ。[女性宮家創設優先]
〈女性皇族が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」創設をめぐり、政府が5日に発表する論点整理の内容が判明した。今の内親王(3人)に限り、結婚後も皇族の身分を維持する女性宮家の創設案を優先して検討する方針を明記した〉(毎日新聞)
…幽霊のごとく出ては消える女性宮家創設案である。検討するだけで深入りは止めておくべきだろう。皇位継承の道筋ができているからである。旧宮家復活案が」ないだけよいか。男系維持のため旧宮家復活を唱える人も居るが、継体天皇のころならよいにしても、皇室が国民と相対的関係にあり、見える存在になった現代は、男系と言ってもなじみが薄いと、国民の天皇への求心力は衰える。しかし、私はまったく否定するわけではない。一つの案として考慮にあたいする。万世一系は信じるか、信じないかの問題に過ぎない。 (10/5)
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晴れ。日本維新の会は不明な点が多い。維新八策は大雑把で具体性に欠ける。あと靖国参拝はどうなのか、外国人地方参政権は、人権擁護法案は、領土問題は、憲法改正は、なぜTPP参加なのか、説明が欲しい。スローガンだけでは結局、亜流だ。 (10/6)
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曇り。ブックオフで新潮社版の旧三島由紀夫全集を見つけるが、欲しい最終巻のみなし。「春の雪」だとか「金閣寺」の有名どころは、文庫その他であるから、大判の全集はいらないのだ。これからも単行本、文庫本にならないと思われる雑文集が欲しいのであるが、単品では見たことがない。
女性宮家反対論者は女系天皇への道をひらくことになるからである。その危険性は十分にある。しかしあまり門戸を広げるべきでないと思う。一時しのぎに女性宮家が最適である。皇室に多くを望むのは国民の奢である。 (10/7)
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晴れ。日本維新の会は何処へ行こうとしてるのか。国民の見方になるのか、敵なるのか、見当がつかない。橋下氏も迷走してるように思う。方向が定まらないうちの国政進出は時期尚早だ。次回の総選挙では民主の票が流れ込んで一大勢力になるだろう。橋下氏に議員を遠隔操作できるのだろうか。まだカリスマ的指導者にはほど遠い。内部分裂するかもしれない。橋本氏の欠点は退却と言う戦術を知らないことである。 (10/8)
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晴れ。少々寒い日。昨日、山中伸弥氏にノーベル賞(医学生理学賞)決定。日本人の同賞は利根川進氏に続く二人目の快挙。これで日本のノーベル賞受賞者は19人。世界第8位。16位まで日本を除き欧米勢、17位にやっと南アフリカの7人。これでは日本に軍備を持たせたくないのももっともなわけである。経済学賞のみ、誰も受賞していない。大学は経済系が圧倒的に多いから、学者も経済系が一番多いはずだ。なぜの疑問が湧く。マル経やケインズの解釈で一生を終わってしまうからではないのか。米国の47人の受賞は発想力のせいだろう。あとは村上春樹氏がどうなるかだ。文学賞は理科系と違って、客観的評価が難しい。欧米の読者に受け入れられるかが、選考委員の指標になるだろう。美人投票の原理だ。 (10/9)
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晴れ。ノーベル賞ですっきりしないのは、文学賞と平和賞である。平和賞は西側世界に対する平和への貢献度だからまだしも、文学賞となると、これはもうぜんぜん審査員の主観に頼ってるわけで、客観的にというのはない。川端康成氏と大江健三郎氏は時代の最高峰の文学者ではあるが、絶対的というわけでもない。これは芥川賞も同じで、審査員の審美眼頼りにつきまとう危うさである。オリンピックの採点競技にも同じ危うさがあって、近年では不可解な点数が多いのが気になる。数が有効でない分野では、感覚に頼るほかないが、結果を数に置き換える方法が確立されてない。もし、世界に存在するあらゆる現象を数に置き換える術を発見したら、その人こそノーベル賞に価するだろう。 (10/10)
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晴れ。少し暑い。扇風機が活躍した。今時、こんなアナログで便利な機器もめずらしい。
iphone5とは何者だ。知らないうちに新手が続々登場するので困る。携帯ですら、初歩の機能しか使わないのだから、問題はないと思うが気になる。 (10/11)
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晴れ。ノーベル文学賞は中国の莫言氏に決まる。(10/11) 体制批判の勇気が評価されたのは高行健氏と同じである。政治宣伝が文学に混じっているうちは、本物の文学がまだ誕生していないのだ。西側の中国けん制配慮による部分も大きい。村上春樹氏は選考を前にしてヘンなおべっかを朝日に書くからいけない。村上氏はまだチャンスはある。氏の作品では「ノルウェイの森」を読んだだけ。自分には合わなかった。遠いところにいる人のようで自分とは折れ合う点がない。同じ合わなさでも大江健三郎氏とは違って異質なものを感じる。 (10/12)
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晴れ。
〈 前原誠司国家戦略担当相は12日BS朝日の番組収録で、尖閣諸島の国有化をめぐって、8月19日にあった野田佳彦首相と石原慎太郎東京都知事の会談内容を明らかにした。前原氏は、同席者から聞いた話だと断ったうえで「知事がとにかくひどかった。『(中国と)戦争も辞さず』みたいな話をした」と説明 〉(毎日新聞)
…会談のやりとりでは激しい議論もあったかもしれない。一部分を取り上げて、野田首相の判断を正当化し、かつ中国に政治宣伝するのは好ましくない。これでは内外ともに、石原氏は戦争強硬論者であるイメージを植え付けるのと同じだ。しかも又聞きを現職の国会議員が発表するのは、前原氏の品位を逆に落とすだけだ。新聞もダメである。石原氏に弁明の機会を与えないで、一方的に前原氏の談話を流すのは恣意的である。はたして中国は前原氏の思惑通りに感じたか、疑問である。むしろ「戦争も辞さず」のみを取り上げて、さらなる対日強硬姿勢になる可能性もある。前原氏に限らず、民主党の議員は軽率発言が多い。言葉に対する配慮が欠けている。
(10/13)
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曇り。 (10/14)
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晴れ。ブログ接続の悪い日が続く。調べるとサーバーの都合によるもので安心する。サーバーコメント欄の口汚さに恐れ入る。匿名でかつ金を出すと、こうも強気になるものか ? サーバーはパンク寸前かもしれない。こんなもんでもコピーしておくべきだったと思う。 (10/15)
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晴れ。 (10/16)
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曇り。尼崎連続変死事件は人間関係が複雑である。事件解明まで、かなりの時間を要するだろう。
[東電 結婚理由 賠償打ち切り]
〈東京電力福島第一原発事故で、避難指示を受けた被災者への精神的賠償を巡り、避難生活中に結婚した複数の女性への支給を「結婚で生活基盤が整った」として東電が打ち切ったことが同社などへの取材で分かった〉
(毎日新聞)
…筋の通らない弁明である。端的には、結婚して収入が安定したのであるから、支援はもういらないだろうということに尽きる。しかし賠償は収入の多寡に関わらず、原発前の状態に、被災者を戻すための費用である。そういうことなら、車の事故で加害者は、被害者の収入によって賠償が変わるという理屈になる。いかにも役所感覚である。東電幹部は人の全面入れ替えが必要だ。上がこの通りだと、下も右に倣えになる。 (10/17)
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曇り。橋下大阪市長が朝日の取材拒否。週刊朝日の橋下氏出自に関する連載記事に激怒しての処置である。朝日新聞社の見解を聞くまで同社と朝日放送からの質問に答えないと表明した。朝日の橋下嫌いは異常だ。嫌いなら嫌いと、はっきり言えばよいものを、針で刺すような行為を懲り返すので悪質である。取材拒否も身から出た錆びである。ダメなメディアを淘汰させるも、橋下改革の一環なのだろう。しかし政策批判までシャット・アウトされては、言論の自由の侵害になるから難しい。石原都知事は定例記者会見で、無礼な朝日記者を、張り手で黙らせる。ガツンと頭ごなしに教育するのもいい。朝日が世論を作る時代は終わった。本音は天皇より毛沢東の人が集まっているのだから、やることことも暴力団的である。ブログ接続、改善はしたが不安定だ。 (10/18)
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晴れ。
[週刊朝日が謝罪]
〈朝日は18日、「不適切な記述があった」など謝罪するコメントを出した〉(毎日新聞)
…昨日の今日で、もうお詫びのコメントは情けない。これでは出鱈目を書きなぐっていたのが明々白々で、読者も金を払って騙されていたわけである。やっぱり橋本氏の取材拒否は、他の新聞に後れをとるから、営業上痛いのであろう。左傾人は信念も何もないのがよくわかる事例だ。あるのは金だけである。デマを流して、世論を作ってやれというのは支那流である。
「明治洋食事始め」(岡田 哲著/講談社学術文庫)を読む。こんな役に立たない本も珍しい。しかし徹底してるから愉快である。大抵は中途半端で手を打つから、つまらないのである。夕方、床屋に行く。 (10/19)


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