みだれ酒 [金メダルよりも輝いていた]

みだれ酒 98 ・ [金メダルよりも輝いていた]

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曇り。歯医者に行く、年末から舌が当たって嫌な感じであったが、あと一回で終わりと言う話で落ち着く。それより、この寒さはいつまで続くのだろう。 (1/10)
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晴れ。久しぶりに太陽を見る。細川護熙元首相が都知事選出馬へ。(護熙が一発変換できるのには驚く。)政界引退後は箱根近くで陶芸や農業に精を出していると聞いたが、果たして政治の勘はあるのだろうか。細川氏は反原発争点にをするそうであるが、これは地方より国の問題で、原発の有る地方ならまだ話はわかるが、東京では論点がズレてる。これを受けて、甘利経済相は都知事選で原発を争点にしたのが不満で、〈殿、ご乱心〉と評した。争点は人それぞれだから、いろいろあってよいわけだが、現職の大臣が釘を刺す発言こそ。乱心と言えよう。甘利氏の説を敷衍すれば、細川氏に投票する都民もやっぱり乱心しているということになる。石原慎太郎氏は若いときから乱心者であるが、日本人は少し行儀が良すぎるのが欠点で、みんな石原氏を見習って乱心すべきであろう。 (1/11)
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晴れ。毎日新聞朝刊で、三名の読者が首相の靖国参拝に懸念を示している。しかし、そうではないという意見も多かろうから、公平のために載せて判断は読者に任せるべきだ。中韓の靖国問題は莫迦らしくて論じるに気にならない。 (1/12)
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曇り。成人の日。一部の会場で恒例の莫迦騒動。招待状が来たから来てやったという意識が原因である。根絶するには、その場で手錠を掛けられて、警察に連行されるのが手っ取り早い。もう成人式は止めるべきだろう。「三四郎」に触発されて「青年」を読む。 (1/13)
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晴れ。 (1/14)
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曇り。この寒さはなんとかならないものか ? 煙草の火でさへ暖かく感じる。 (1/15)
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晴れ。 (1/16)
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晴れ。 (1/17)
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曇り。気分の切り替えは難しいもので、自分の置かれた現状は次のシーンに移っているのに、自分にはまだ前のシーンの残像が残って精神の邪魔をしている。精神の連続性を分断するにはどうするべきか。テレビのチャンネルを変えるようにスッキリした方法はないものか。とにかく余計なことはしないつもりである。またその必要もない。 (1/18)
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晴れ。 (1/19)
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曇り/雪。午後から雪になる。夜になって止む。明日の午前中には溶けてしまうだろう。せっかく降ったのに勿体ない気がしないでもない。午後、必要があって住民票を取りに行くと、自分の前が新郎新婦の入籍届であった。新郎は背広、新婦は着物である。そばに新婦の母親らしき老女が付き添うていた。雪の日の婚姻届は生涯の思い出となろう。車に戻ると、ライトが点けっぱなしだ ! 一週間前にバッテリーを交換したばかりになのに、この有様である。たぶん、雪で昼間なのにライトを付けたのだが、昼間の習慣で忘れてしまったのだろう。たまたまの出来事と思いたいが。出先でハンカチを失くす。それがどうということはないけれど、ボールペンとかカサとか、百円ライターなども失くすとなんとなくつまらなく感じられる。そういう細々したものが、忘れたころに出てくるとうれしくなる。 (2/4)
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曇り。昨夜の雪はきれいさっぱり無くなったが、雪が降っているときよりも、雪解けの日は一段と寒い。 (2/5)
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大雪。ソチ冬季五輪、7日夜、フイシュト五輪スタジアムで開会式が行われる。今日は朝から大雪で、うれしいやら、とまどうやら。午前中、歯医者。待合室は誰もいない。どうやら自分が最初の患者のようである。吹雪で億劫だったが、今日で終わりというので、思い切って出てきたのである。帰り、猛烈な吹雪が顔を直撃する。大風吹いて傘が一瞬で粉々になってしまった。新雪の上を歩くと、20センチくらい足が潜る。これを見て、うれしいという気持ちは吹き飛んで恐ろしくなった。明日は車で行く所があるのだが、大丈夫だろうか ? と心配が萌す。車はすっかり雪のカバーで覆われている。前衛芸術のようだ。雨戸は凍って開かない。こんなに積もるのは30年以上も前にも有ったか、記憶にない。夜、テレビのどこを回しても砂嵐になっている。テレビの故障か ? それとも接続業者の不都合なのか ? 明日になってみなければわからない。時々、屋根から雪がこぼれて、ドスンと音がする。押川春浪の「海底軍艦」を読む。序が尊大すぎておかしい。 (2/8)
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曇り。雪の駐車場に車を停めたら出るのに困った。道路の凍結に注意しなくてはいけないと思う。近所の子供が作った雪だるまが溶けはじめて、眉が下がり変な顔になっている。
(2/9)
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曇り。東京都知事選は舛添氏が当選。特に期待するところなし。個人的には田母神氏がよいと思ったが、政治手腕が未知数のうへ、自衛隊出身の経歴が一部で嫌われたのだろう。細川氏の脱原発は問題外。小泉純一郎氏との二枚看板もナンセンス。小泉氏は過去の人で時代遅れもいいところ。消去法でいけば、舛添氏は妥当なところだろう。
テレビは観られるようになった。雪の影響で映らなくなったのだろう。まずは一安心。オリンピックだけはネットや新聞ではダメで、テレビの出番である。速報性と臨場感はテレビに敵わない。しかし、テレビは観なくなったとしみじみ思う。最近では無くても一向に寂しいということもなく困らないからブラウン管テレビを使っている。
今朝も寒かった。雪はまだ道路の端にだいぶ残っている。人が入らない場所は薄皮まんじゅうのようで、地表が所々表れている。現代科学ではこれほど大量の雪を作るのは不可能だろう。自然の力は人知のおよぶところではないとしみじみ思う。車屋から車検のお知らせが来た。心が暗くなる。ふところが寒くなる。夜、風強し。もう一度、大雪になるような気がする。私は悪い予感は当たる確率が高いのだ。眠狂四郎みたいだと思う。 (2/11)
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曇り。 (2/12)
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曇り。14日の大雪には参った。仕事に行ったが帰られず、仕方なく泊まり込むことに。食糧はなし、寒くはあるし心細い限りであった。今日もまだ道の端や畑、軒下には大量の雪が残っている。スーパーやコンビニでは、雪の影響で品薄の状態が続いている。中央自動車道の談合坂サービス・エリアに立ち往生したドライバーに積んでいたパンを配った山崎製パンのドライバーの話し。会社のほうは、表向きは賞賛できないだろうが、パンが無駄にならず、役に立ったので良い思いつきだ。なかなか、こういう発想はできるものではない。また実行しがたい。ソチ冬季オリンピックは昨日、ノルディック・スキージャンプで男子団体が(ラージヒル)で銅メダル。衝撃だったのは、札幌大会での70メートル級で笠谷の金、金野の銀、青地の銅であった。あれから、ずいぶんと経ったものだと思う。雪のせいか、腰痛が酷くなる。 (2/18)
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晴れ。今年に入って雑用に追われてブログの更新が難しくなった。細く長くやっていこうと思う。雪はところどころ、塊になってのこっている。畑は薄皮まんじゅうの皮が小さくなって餡が目立ってきた。こんな長く残るのは滅多にない。オリンピックも終盤で、浅田真央が16位から6位に躍進したのは見事。やっぱり実力はある。メダルに届かなかったのは残念だけれど、入賞したのでホッとする。自分のぜんぜん知らない人のことでハラハラし、感動するのも珍しいと思う。キム・ヨナと比較すると、浅田はスポーツでキム・ヨナは舞踏の感じがする。シャープさとスピードは浅田が勝り、まろみを帯びた演技はキム・ヨナが勝る。でも、やっぱり浅田真央のほうが実力はあるのではないかと思う。(日本人だから浅田びいきは当たり前だが。) 浅田の引退がささやかれているが、どちらでもよいと思う。その人の名声が大きいほど引退の決断も難しくなるだろう。余韻を残して去るか、燃え尽きるまで食らいつくかは考え方次第である。
2日前のことを書いておく。仕事が帰る途中のことである、バターボールをなめながら車を運転していた。というのは煙草の本数を減らすための手段である。ところが、信号で停まったときのショックで飴がのどにつかえて死ぬ思いをした。大げさかもしれないが、そのときの苦しさと言ったら例えようがない。無我夢中で、指をのどの奥まで入れて、吐き出すことに成功したときは安堵感でいっぱいになった。もう車中で飴をなめるのは止めようと思う。 (2/22)
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晴れ。23日、ソチ冬季五輪閉幕。次は韓国の平昌。日本人選手にとって最悪のオリンピックになりそうだ。 (2/25)
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曇り/雨。今晩から明朝にかけ雪の予報。どうか、降らないようにと願うのみ。最近はちょっと力仕事をするだけで疲労がたまって仕方がない。年齢のせいにはしたくないが…… (3/1)
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曇り。今さらオリンピックを振り返るのもおかしいが、浅田真央が実力が有りながらメダルを逃した原因は、自分のための演技をしてしまったことに尽きる。彼女には日本という絶対的なものが無かった。自分の名誉や欲望のためだけに精神を集中するのは限界があるが、他者のためなら楽々と重圧を乗り越えるのも可能なのだ。彼女の精神の弱さというより、戦後日本の敗北を象徴している。キム・ヨナの精神が浅田に勝っていたわけではないと思うが、しかし、少なくとも国というものを背負っていたのは確かで、その証拠にメダルに到達できたのだ。 (3/4)


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